I wanna be with you…

ハルと申します。長瀬智也くんとTOKIOが大好きです!智也の事色々語りたい…

長瀬智也が演じる赤松徳郎(ネタバレあり)

「赤松徳郎をエキセントリックに
演じようとするなら断ろうと思っていた。」


本木克英監督の言葉である。


それだけ長瀬智也が演じてきた役は
クセが強かった。
もうそういう役しかやる気が
ないんじゃないかと思った時もあった。


大河内渉(白線流し)とか白戸則道(ビッグマネー)とか単発のオムニバスドラマで名前は…あったのか忘れたけど東北から上京してきた若者(愚痴2)等。
ムコ殿以前のドラマは観てないのもあるので
記憶しているものしか書いてないけど
上の3つのドラマでの智也は静かな役柄だ。


長瀬智也と言えば、
何かと言うとすぐキレるヤクザだったり
オーバーアクションな役を思い浮かべる人が
多いと思うけど、彼の静かに感情を表す役が
私は大好きなのである。


赤松徳郎を演じた(約一年前)直後に
岡崎律(ごめん、愛してる)になったけど
これも静かな役だった。
律はもともと静かというより
屈折しまくって静かになってしまった
という感じがしないでもないが。


本木監督も智也に対して
ごく一般的な印象を持っていたから
最初の言葉を言われたのだと思うが、
智也がイメージした赤松徳郎を知って
演じてもらおうと思ったと
なにかに(雑誌だったか媒体が多すぎて
ちょっと思い出せない)
書いてあった。
長瀬智也がそういう引き出しも持っていると
知ってもらえてとても嬉しい。


智也はアイドル誌で、
顕嵐くんの自然な演技を引き出すために
あえてリハーサルと全く違う言い方を
したシーンがあると言っていた。


それはどこだろうと思っていたのだが
見始めたらもう赤松社長として
観てしまっていてすっかり忘れていた。
だから、そのシーンになって
「出ていけ!お前はクビだ!」
と怒鳴った所で本気でびっくりした。
智也が怒鳴るシーンなんて
今まで腐るほど見てるし
智也の怒鳴り声が大好きだし
何なら怒鳴る演技NO.1俳優だと思っている。


それをすっかり忘れるくらい
智也は赤松社長になっていた。
この映画の中では感情の起伏の表現が
半分くらい、いやもっと低くかな…
で推移していたと思う。
それがとてもリアルだった。


泣くシーンだって子どもが起きると
いけないから
寝たふりをしていたら
気づかれてはいけないから
声を殺して泣いたんだと思う。
私の母性本能はそこで爆発してしまったけど。


よく考えたらドラマで出てくるような
アクションは日常ではしない事が多いよな。
そんな人見たことない。


だからこの映画は登場人物の
誰にでも自分をあてはめて見る事が
できるのだと思う。
智也だけでなく出てくる人物が
ここぞという時だけ声を荒らげたり
怒鳴ったりするからそのシーンが際立つし
重要な意味を持つのだと思った。


…私は何を書きたいのだ?
ここまで書いて書こうと思ってた事と
違う事に気がついた。
智也以外に印象に残った人を書こうと
思ったのに1136文字もほぼ智也の事だけを書いてしまった。


長くなったので、
ほかの人物についてはまた書こうと思う。