I wanna be with you…

ハルと申します。長瀬智也くんとTOKIOが大好きです!智也の事色々語りたい…

『下町ロケット ゴースト』を観た。『空飛ぶタイヤ』と似てるけど違うね。

昨日から始まった『下町ロケット ゴースト』を観た。『半沢直樹』は最終回しか観てないし、前の『下町ロケット』や『陸王』を観てないのでどんな感じなのかほとんど知らずに観た。


なのでどうしても『空飛ぶタイヤ』との比較みたいになってしまうがその辺りはご了承頂きますように。


以下ネタバレです。




なんか絵面がタイヤっぽい。



ドラマの演出の方がわかりやすい感じかな。好きな人はあの感じが大好きなんだろうと思う。

でも、私は映画の方が好きだと思った。『下町ロケット』はBGMが多く、ムードを作りすぎる感じがして、台詞が多くて速い。その2つが気になっちゃった。


智也が出ていたからと言うのをおいといても、映画の演出が私は好きだなぁ。

映画では、ほとんど冒頭でタイヤが吹っ飛ぶシーンが出てくるのだが、ここで使われる音楽があの作品の中で一番ドラマチックで音量が大きかったのではないだろうか…あとは無音楽のシーンも多く、音で強制的に気分を作らされる事がなかった。

下町ロケット』はちょっとそれがうるさかったかな。



あと、お笑いの人がたくさん出てきてそっちにも気を取られちゃった。

イモトがめっちゃ重要な役で、でもなんかああいうポジションの女性って実在しそうだなと思った。パッと見地味だけど専門分野にとんでもなく長けている…みたいな。



ストーリーはちょっと目を離した隙に、社長交代のため次回で終わりと聞かされあんなにガッカリしてたロケットから、いつの間にかトラクターにシフトしてるし(あらすじを読んだら〝いつの間にか〟ではなかったが唐突な印象だった)、前回を観てないので、エピソードや前作からの人物設定についていけない部分も多々あった。


まぁこれは観てないからあたりまえか。


イモトにコンペでバルブの耐久性を見い出され、もう最終回かと思う様なプチ逆転劇。
…けどここからがザ・池井戸潤なのだろうな。
来週は絶望的な事が起こりそうな予告だった。


前作からの人物設定を掴みきれない上にキャストが豪華でそれにも気を取られ結構疲れたけど、池井戸作品には欠かせないらしい料亭での密談シーンがここでも出てきて「おお!」ってなったし、最後のどんでん返しを見たい。

どうなるんだろう。その前にあの濃い演出についていけるかちょっと心配だけど。



改めて思った。
空飛ぶタイヤ』もキャストが濃かったけど、監督が苦労した〝一目でどんな人物かわかるキャスティング〟が見事だったんだなぁ。