I wanna be with you…

ハルと申します。長瀬智也くんとTOKIOが大好きです!智也の事色々語りたい…

声とか滑舌とかの事…

また名古屋に
灼熱地獄が戻ってきてしまった。
気温がインフル時の体温ですよ。
そして今日もインフル並の高気温。
洗濯物はすぐ乾くけどね!



今日書きたいのは映画を観て思った
役者さんの声とか滑舌の事。
あくまでも個人の主観ですのであしからず。



昨日ツイートもしたんだけど、
空飛ぶタイヤ』冒頭シーンの第一声
「取引先にはいくらでも頭を下げる」
って台詞。
なんか言いにくそうだ。
クランクインはこのシーンだったのかな
と思うほど。


智也は滑舌は良い方ではないと思う。
一時期私はそれが気になって気になって
もっと滑舌がよかったらもっと演ずる幅も
広がるのに…なんていらん事思ってた。


でも最近思うのは滑舌のいい事よりも
叫んだり、脅したり、
ヤクザな口調だったりする方が
難しいんじゃないかなっていう事。
そして長瀬智也はそんな口調で喋らせると
天下一品であるという事。



数えきれないほど
(いや数えられるけど面倒臭い)
組のものやヤンキー、施設育ちなど
あまり良い環境で育ってきていない
人物を演じてきた。
一点の曇りもない明るさとは言えない
彼が持つ雰囲気がそうさせるのかな。

しかし智也って不思議だと思うのは
話す時はちょっと
たどたどしい感じがあるのに
歌になると発音が
めちゃくちゃカッコよくなる。
なんなんですかねあれは。
その切り替わりが
彼を死ぬほど好きな所でもあるんだけど。



で、最初にハマったムコ殿では
ライブや歌番組のシーンはもちろん
喜怒哀楽がとても激しくて、
そのどの表現もカッコよくて可愛くて
様になっていた。
そんななかでも泣きながら怒り叫ぶシーンは
格段に迫力があった。


滑舌なんて関係ない。


泣くと途端に幼くなるけど
涙を流しながら相手に詰め寄る時は
とても男らしく美しかった。


しかし世間一般の智也の印象は、大多数が
あのモノマネする人のイメージなんだろな。
モノマネする人ってその人の事を
好きで好きで細かいところまで見ちゃう
って聞いたことがあるけど
あの人は智也の事好きなのか?
と疑問に思うくらいワンパターンで
見ているこっちが辛くなる。
見た目と声が似てる事に頼りすぎてないか?

智也もぐるナイに番宣で出た時
「色々混ざっちゃってんだよなー」
って言ってるのが聞こえたよ。
うーん…
強火担としてはもっと色々見て研究して
決め台詞バージョンから
脱却してほしいと思うばかりである。





智也の事から外れるが、
空飛ぶタイヤ』を観て意外に思ったのが
ディーンさんはあの声が持つ
クールなイメージから
どこまでも完璧にクリアで滑舌が
いいんだと思ってたんだけど
案外そうじゃないんだなという事。
台詞が聞き取りにくいところも
あったよなぁ。

あと口が悪い台詞は
言いなれてない感じだった。

これは決してディスってる訳じゃなくて
何でもそつなくこなす
ディーンさんだと思ってたけど
そんな所もあるんだと
ちょっと親近感を持ったのである。



そして最後の最後で出てくる
ホープ銀行の頭取役の
津嘉山正種さん(調べた)。
大好きだった
救命病棟24時』のシリーズでも
教授役で出ていて
とっても渋いイケボだなと思っていた。
そうしたら偉い人出てきた!
ってシーンで登場。
醸し出す雰囲気とあの声で
地位が上の方の役柄がハマるんだと思った。



空飛ぶタイヤ』は本木監督が仰ってたけど
ただ豪華なキャストってだけじゃなくて
まさに適材適所で俳優が登場する。
そんな風にその人の持つ声とか話し方って
巡ってくる役柄に大きく影響すると思うのである。



智也は自分で言ってるように20代では
避けて通っていたというシリアスな役に
『ごめん、愛してる』と
空飛ぶタイヤ』で挑んだ。
特に『空飛ぶタイヤ』では色んな年代の人に
観ていただけていて、
きっと『鉄腕DASH』を
毎週みてる様な層の方にも
観てもらえてるんじゃないかと思う。
映画館でそれくらいの方をよく見かけたから。

いつもジャージで気さくな兄ちゃんだけど
あんな顔を持つ役者の一面もあるって
知ってくれたらうれしい。


そうやって今までのイメージを覆す為にも
原作にたくさんのファンを持つ
池井戸潤さんの作品に出られて
本当に良かったと心から思うのである。