音楽は最終的に人が心で鳴らすもんなんだから
昨晩は寝落ちしてしまった。
これは以前とても感動してTwitterでも呟いたんだけど、忘れないように書いておきたいと思う。
「愛!wanna be with you…」
リリース時の「音楽と人」のインタビューは智也の音楽への想いが伝わってくる。
以下「 」内全て要約
「僕が所属しているのは、音楽に特化したスタッフがいる会社じゃない。
そんなアウェーな中だと誰かの音楽を聴かせてこうやりたいというだけでは絶対ダメで、自分の言葉や表現で理論的に説明出来なきゃいけないんです。」
最初からその理論をわかっていた訳じゃないからそれをどのように引っ張ってきたのか。
「音楽に対して同じ目線の友達がいた事に助けられたんです。
ギタリストや作家の友達と音楽の話もするようになって色々話したり、自分の部屋で一緒に音を出しているうちに、あるアーティストの音の録り方とかギタリストの音の出し方を学ぶことができたんです。」
またギターの事になると
「みんな、楽器を鳴らす時に押さえる手とか弾く手を気にしすぎて、出てる音がどうなってるのか気にしない人が多いが、僕はそれよりいい音が出てなきゃ意味がないと思うんです。
指で弾くと、毎回ストロークしても毎回弦に入る深さが違うから鳴り方も違うし音の強弱も出る。そこに人の演奏する味というか、意味があると思うんです。だから、僕は指で弾くことをすごく勉強したんですよ。」
智也は真面目だ。
ギターの部分のインタビューでわかるように、仕事で必要な事から趣味に至るまで真剣に真摯に智也が向き合うからそれを知った周りの人達が「何か教えたい」とか「協力したい」と思うのではないだろうか。
彼のいる世界は楽に流される事なんて山ほどあると思うのに、恵まれた容姿から誘惑なんてたくさんあるだろうに、私たちに見せてくれるのは仕事に対してとても真面目な姿…
インタビューで最後にTOKIOについて聞かれて、
「ゲームにしてもCGにしても進化はめざましく音楽だってデジタルで音はならせる。だけど、長年一緒にやり続けてきたグルーヴや人と人との信頼から生まれる音に勝るものはないと思うんです。
だからTOKIOで音を出す事が僕にとって1番なんですよ。何十年も重ねてきた、僕達でしか出せないグルーヴがちゃんとある。
デジタルはどんどん進化してきれいに撮れるようになっていってるけど、最近は逆にアナログっぽくなっていってるじゃないですか。結局デジタルの行先はアナログなんですよ。絶対。」
こんな風に考える智也が私はとても好きだし、安心して応援する事が出来るのである。