智也が『Flow』で語った木村くんへの思い
私は昔ずっと思っていた。「いつも目の前にいるよな木村拓哉って」と…
いつも少し前にいて、いつもずっと人気があって揺るがない先輩〝木村拓哉〟。
智也を好きになった時、木村くんの事を〝なんでいつも少し前にいるの?〟とか
〝キムタク人気落ちないかな?〟とか〝もうちょっと離れた時期だったら良かったのになんかタイミング悪いな〟とか思ってた。
その頃(2001年頃)は今みたいにSNSも発達してなかったからパソコンで慣れないネットサーフィンをして智也に関する情報を漁ってた。そうすると〝木村拓哉になれない長瀬智也〟とかなんかいまいち花開かない感じで取り上げられている事が多かった記憶がある。
そんなネット記事を読み漁っては「くっそーキムタクがいるせいで!!!!」って私は勝手にモヤモヤしていた。
でも昨日の『Flow』を聴いてその時モヤモヤと思った事を2人に謝らなきゃいけないと思ったのである。
2週目の『Flow』
昨日は木村くんのラジオ『Flow』に智也がゲスト出演した2回目の放送だった。
先週は好きな物関係のお話をしていたが、昨日はお互いの事について密度の濃い話をしてくれていた。
茂ちゃんと木村くんの繋がり
まずビックリしたのが木村くんは茂ちゃんと交流があったと言う事…
そういえば先週思ったんだよな、木村くんと茂ちゃんてほとんど交流無さそうだな、顔合わせたら気まずい空気が流れるのかなって。
だけどそんな心配は無用だったし(記憶から抜けてたけどSmile Projectでも一緒でした)何ならTOKIOのメンバーより早く交流があったんじゃないかと思った。待ち合わせ場所で会った時の茂ちゃんの様子とその声真似で、その姿が容易に目に浮かんでめっちゃ笑った。
それから〝茂くん〟て呼んでたのが新鮮で…。だって今までテレビで見た事なかったから。あんな風に呼んだり詳しく語る木村くんを。
喋るなとでも言われてたのかなぁ。少なくとも私は昨日まで一切聞いたことがなかった。
智也が力を貰った木村くんとの交流
あともう1つ大袈裟じゃなく驚いたのが、智也に〝カッコいいロックスター〟を教えてくれてたって事…智也がロックにハマっていったのは近所のお兄さんがレコードを聴かせてくれたからとしか知らなかったから。
木村くんはそんな自分の事を「カッコ悪ぃ」って笑ってたけど、兄貴のいない智也は木村くんからカッコいいバンドの話を聞くことがきっととても嬉しかったんだろうなあと思ったよ。
私も今更ながら嬉しくて、そんな風に可愛がって貰ってたのを知る事ができて本当に嬉しくてなんかお母さんみたいな気持ちになっちゃって涙が出てきた。
「木村拓哉を貫き通すことがどれほど大変な事か…」
〝何をやってもキムタク〟と揶揄される自分を知ってた木村くんに思ってた気持ち。いつもいつも少し前にいる彼の背中をずっと見ていた智也は、同じような環境にいてそれがどれほどの事なのか分かるからこそそう思ってたんだろうな。
私も世間がそんな風に言うのを智也を好きになった当初は「そうだそうだ!」なんて思ってた時期もあった。
でも結局私は彼のドラマとか観るし(全部ではないけど)、『無限の住人』の〝万次〟が用心棒として小さな凛を守る感じとか、『ハウルの動く城』での〝ハウル〟のクッソイケメン王子の声とかめっちゃ好きだ。そしてそれぞれの作品は当然ながら同じではなくて、〝何をやってもキムタク〟と言われるけど、きっとそのキムタク範囲がとても広いんじゃないかな?なんて考えたりした。
…すんません。なんか木村くんを語ってしまった。
ポツポツとゆっくり話す気持ちを木村くんがゆったりと聞いてくれていた。だから言葉を飲みこみがちな智也も「何を話していいか分からない」と言いながら、今まで言うチャンスがなかった思いをいっぱい話せたんじゃないかな。
ずっと秘めていた木村くんへの思い
そして最後に雑誌の取材で10年近く前と数年前にも発言していた〝共演したい〟って言う願いを直接伝えられた事、それを受けて木村くんが「口だけって言うのが一番嫌いだから有言実行させて頂きたいと思う」って言ってくれた事…この時が何よりも一番嬉しかった。よかったね智也。
そして私が勝手に好きになって勝手にヤキモキしてた時にも智也はずっと木村拓哉先輩を心の中で慕っていたんだと…世間がとやかく言ってる時も今でもその気持ちに変わりはなかったんだと知って、またあらためてこの人を好きになって良かったと思ったのである。
あー。木村くんが智也の色々を語ってくれてた所まで書けなかった。それはまたの機会に…。