太一くん、ありがとう。
自分がこんなだとは思わなかった。
決して忘れている訳ではないけど
〝バンドTOKIO〟は
今は白紙からの活動なのである。
早く早くと思ってはいけない、
ましてや口に出してはいけないんだと
自分を押さえ込んでいるうちに
その存在が薄れてきてた。
違う。そうじゃない。
言い訳をさせてくれ。
智也の映画の雑誌祭りと番宣ラッシュ
録り逃しのないように緊張する日々…
怒涛の嵐が最高潮になって
やっと公開したばかりなのである。
それから一週間。
決して忘れていた訳ではないよ。
そこへ突然「ポン」と
放送されたおさんぽジャパン。
可愛らしいピアノに見覚えがある。
これって前にタヒチでupされたっけ?
カメラロールを辿ったら…あった。
upされた日は分からないけど、
詳細の日にちが5/11になってるから
その近辺だろう。
(私が数日後に見たかもしれないので)
そうか…そのタイミングだったのか。
どんなに気持ちで弾いてくれたの?
主旋律のない〝LOVE YOU ONLY〟は
バンド仕様だからだよね?
智也と兄ぃの声を乗せるため。
頭の中でメロディを歌った。
歌いながら泣けてきた。
涙が止まらなかった。
バラードのような
あのバージョンはあんまり聴かないと思う。
なのにあんなに自然に弾けるのは
いつも弾いてるからに違いなくて…。
そう思ったら
さらに涙が止まらなくなった。