『GOETHE』10月号(最新号)を読んで。
『GOETHE』最新号が届いた。
以下は内容のネタバレをしてるのでまだ読んでない方は見ないでね。
ええそうですね。
まずビジュアルで「ああそうですか」と。
結んでますねキッチリと。
まあそれはいいとして…
カセットテープについて深く語っている。
智也より一回りと少し歳上の私(いわゆるちびまる子ちゃんの頃)はカセットテープ世代ど真ん中だ。
カセットデッキのオートリバース機能に感動して、ウォークマンの初代である〝カセットテープのウォークマン〟をイヤホンで聴いて脳みそをステレオの音で聴こえてくる音楽に包まれ、それまでのモノラルな音との違いに強烈なカルチャーショックを受けたのである。
……長っ。
私の世代の話などいらなかったですね。
いつも思う。
智也は自分が興味を持った分野はとことん掘り下げて勉強して最初はその事について素人でもプロ並みの知識と技術を身につける。
ギター、バイク、スケボー、音楽、音楽ソフト、演技、釣り、ヴィンテージのファッション…。
太一くん情報によると住宅ローンについても詳しいらしいし笑。
思いつくだけでもこんなにある。
凄いなぁ。
吸収率がどえらいはらちゃんを地で行くタイプだなぁ。
今回の記事のカセットテープへの愛を読んでいたら、智也の音楽への思いがやっぱり根底にあるんだと強く感じる事ができて何も感動する内容じゃないのに泣けてきた。
そして、そんな風にどの目線からでも音楽を愛する智也がバンドTOKIOを放り出す訳がないとあらためて思ったのである。
と同時に唐突に頭に浮かんだ事。
何かと言うと空中分解させたがるいい加減な記事を書いた記者を思い出し無性に腹が立った。
私は記者達に聞きたい。
「あなた達は自分の仕事は勿論のこと、仕事以外の事で徹底的にその分野を掘り下げ、プロ並みの知識を付けたものを持っていますか?」
って。
絶対持ってないでしょう?
だって自分で書いてお金を貰う商売をやってるのに、ろくに調べもせず掘り下げることもしないで世間にばら撒いて、それが間違っていたとしてもなんのフォローもしないんだから。
本当に嫌な商売だね。
そんなのが仕事だなんて可哀想に思う。
気の毒に思う。
腹立つやつの事は置いといて、智也のためにカセットテープをGOETHEに送りたいって思ったけどあいにくうちにはもう存在してなかった。
だから私は、誰かが送り付けてくれたカセットテープを使ってできた曲を待つ事にしよう。
そうやって生まれた〝長瀬智也が作った曲〟を聴ける日を楽しみにしよう。